心の活力を。猫たちのモフモフで癒されよう!

新型コロナの影響で自粛の日々が続き、ストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか。こんな時は猫たちのモフモフで癒されませんか。

猫はいい香り

猫好きの方なら一度は「ネコ吸い」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。意味は言葉通り「ネコを吸うこと」。具体的にはお腹や後頭部などモフモフした部分に顔を近づけ息を吸います。初めて聞いた方は驚かれると思いますが、ミュージシャンで無類の猫好きとしても知られる坂本美雨さんが「ネコの吸い方」という本を出版されたり、中川翔子さんが猫にかぶりついている姿をS N Sで披露されています。

猫に顔を近づけるとどんな匂いがするのか。猫と暮らしたことのない方は獣臭をイメージするかも知れません。しかし、健康的な猫であれば、ほとんど体臭はありません。無臭ですが、ネコ吸いをする方の中にはお日様やミルクなど心安らぐ香りを感じる方も多くいます。信じられないかも知れませんが、いい香りなのです。

でも「猫は匂いが気になる」と聞いたことがある人もいると思います。気になる匂いは「体臭」ではなく「排泄臭」なのです。確かにおしっこの匂いは強烈なアンモニア臭がします。だから人と猫が快適に過ごすにはトイレを清潔に保つことが大切。基本は排泄物をこまめに捨てること。換気の良い場所に設置するのがおすすめです。

飛び散る猫の毛の対処法

癒しを与えてくれる猫のモフモフした毛ですが、困ったこともあります。それは部屋中に飛び散ることです。猫は綺麗好きで、猫自身でグルーミングしますが、換毛期(春と秋)は家中のモノに毛がつくほど舞い散ります。夏と冬で別猫のように毛が生え変わることもあります。でもブラッシングをしてあげることで、飛び散る毛を減らすことはできます。特に長毛の子は毛が絡まりやすいので丁寧にブラッシングする必要があります。お尻の近くに汚れがつきやすいのも長毛の子の特徴。汚れている時は洗って清潔にしてあげてください。愛情込めてお手入れしてあげることで、ふわふわした毛を保てます。自宅にいる時間が長くなった方は、いつも以上に丁寧にお手入れをしてあげてはいかがでしょうか。

在宅ワークと猫との暮らしを両立させるコツ

テレワークが普及し、自宅で仕事する人も多くなったと思います。猫と暮らしている場合、猫と仕事を両立させることが大事です。猫は1日の大半を寝て過ごすので、基本的にお仕事の邪魔はしませんが、遊びモードにスイッチが入ると「かまって!攻撃」が止まりません。また大好きな飼い主さんがいつも側にいてくれたら嬉しくて、なかなかお昼寝しない可能性もあります。

私の場合、猫がパソコンの前でじっと座っているだけなら仕事を続けます。邪魔しなければ癒しでしかありません。しかし猫がキーボードの上に乗ってきた時は対処が必要です。まず猫が何を望んでいるか考えます。なぜなら猫をキーボードの上から移動させたところで、要求が成立しないかぎり何度もやってくるからです。猫と格闘するより、望みを叶えてあげた方が早く仕事に集中できます。おそらく要求は「お腹が空いている」または「遊んで欲しい」の2つです。時々「なでて欲しい」「マタタビ」が欲しいという変化球もありますが、食後でないかぎりオヤツは最強の味方です。しかし太め体型が気になる方はオヤツを少量にした方がいいでしょう。またオヤツをあげた日は食事の量を減らすなどの工夫も必要です。

家で過ごすことが多くなると「コロナ太り」という言葉も耳にします。人も猫もコロナ太りに注意です。運動不足を感じたら、猫と一緒にストレッチしてみましょう!

中川ちさ

無重力空間を飛び跳ねる猫の写真やDIYで猫仕様に改造した自宅が話題となりSNS総フォロワー数10万人以上。写真集は2冊出版している。「無重力猫、とびっきりミルコ!」(徳間書店)「無重力猫、ミルコ!!!」(宝島社)

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