猫のシャンプーについて解説!
猫は体臭が少なく、ほとんどにおいません。毛づくろいを常にして猫自身が清潔を保とうとしているのにシャンプーを必要とするのでしょうか。
猫にシャンプーが必要な場合として考えられることは、
・長毛種の猫でセルフグルーミングだけでは行き届かない
・病気やけが、老猫で毛づくろいができない
・突発的に汚れてしまった
などが考えられます。
しかし猫の汚れやにおいが気になったときは、まずはよく観察することが大切です。普段はしている毛づくろいをしなくなったなら体調不良の場合もあるため、気になる場合は動物病院へ連れて行くことをお勧めします。
それ以外が理由なら、定期的なブラッシングやシャンプー、ペット用のウェットシートなどで拭いてケアしてあげるといいですね。
猫用のシャンプータオルとは
ペットの身体を拭く用のシャンプータオルをご存じですか?
シャンプーするほどではないけど、汚れが気になるときなどに便利なアイテムです。
最近ではシートタイプのものをホームセンターやペット用品店で見かけることが多くなりましたが、実はシートタイプだと毛の表面の汚れしか取れないため、地肌をきれいにしたい時やすみずみまで洗いたい時には少し物足りないかもしれません。
でもシャンプーするのは猫にとっても飼い主にとっても負担になるし、ストレスもかかりますよね。
今回紹介したいのが、シャンプーとシャンプータオル両方のいいとこ取りをした「ウェット手袋なでなで」です。
「ウェット手袋なでなで」の使い方はとっても簡単!!
手袋を手にしっかりとはめて、シートと同じように汚れが気になる場所をなでなでしながら拭くだけでOK!手袋だからズレたりヨレたりせずに身体全体を拭くことができます。
さらに指先でもみ込むように拭いてあげると毛の奥まで届きますし、マッサージ効果で猫もリラックス。
使用後は洗い流す必要がないのでそのままで大丈夫です。気になる場合はブラッシングで整えてあげてください。
ブラッシング時に毛が舞いにくく、ふんわり仕上がります。
もちろん「ウェット手袋なでなで」は、無香料、無着色、なめても安心な植物由来成分でできています。
顔→身体の順で
いきなり身体を拭くのではなく、まずは目の周りや耳などをやさしく指先で拭いてあげましょう。
次に首のうしろから背中にかけてなでなでして、慣れてきたら足やおなかをなでてあげましょう。
嫌がる場合は無理をしないで、猫が気持ちいいと思う場所をなでなでしてください。
足を拭くときは肉球の間もきれいに拭いてあげましょう。
最後にしっぽやおしり周りをきれいにしてください。
体調不良の場合や老猫の場合は汚れやすいので丁寧に拭きます。
手袋は左右対称なので、片手で両面使うことができますよ。汚れたらくるっと回してきれいな面で拭いてください。使用後は手首部分を持って汚れた面が内側になるように丸めて脱ぐと周りが汚れにくいです。
まとめ
猫にシャンプーは必ずしも必要ではありませんが、猫自身で清潔を保てない場合は飼い主さんが手伝ってあげることも必要です。スキンシップの方法の一つとしてブラッシングとウェット手袋なでなでによるグルーミングを習慣にできればいいですね。